MENU
bekichi
私の趣味から得た情報からちょっとした日常の出来事まで、多岐にわたるトピックを発信しています。このブログが皆さんの生活に新しい風を吹き込むきっかけとなれば幸いです。どうぞ、お気軽にお付き合いください!
アーカイブ
カテゴリー

「助産師がロボット学会に!?」キャリアと家族のリアルを語り合う、新しいワークライフ・インテグレーション

  • URLをコピーしました!

目次

「助産師が、ロボット学会に!?」テーマは“ロボット”ではなく“人”

ロボットを研究する人も、私たちと同じ一人の「生活者」です。妊娠・出産、育児、介護、自身の健康など、誰もがさまざまなライフイベントを迎えますよね。

今回のオープンフォーラムは、日本ロボット学会 ダイバーシティ推進委員会が主催し、「だれもが自分らしい道を進めるように」をテーマに掲げ、研究・仕事とライフイベントの両立について、それぞれの経験や立場から深く掘り下げました。

日本ロボット学会 ダイバーシティ推進委員会

「子どもが生まれた頃は、暗黒期だった」研究者が語った、子育てとキャリアのリアル

フォーラムの前半では、大学と企業で研究に携わる2名の方から、自身のキャリアと子育ての実体験が紹介されました。

講演研究中

登壇者の一人である奥井氏は、第一子が生まれた時期や、奥様がフルタイムで仕事に復帰した時期が「暗黒期だった」と振り返ります。現在は夫婦で密に連携を取りながら、子どもの送り迎えや出張などを調整しているそうです。家族にとって大切なものに優先順位をつけ、夫婦で話し合いながら日々の選択をしていると語られました。子育てを経験した今だからこそ、「30歳頃まで、自分のことだけに時間を使えていたことのほうが、ある意味では特殊だった」という気づきは、多くの人の共感を呼んだのではないでしょうか。

4カ月の育休を「自分自身を見つめ直す時間」に

育児休暇を取ること

もう一人、企業で研究に携わる松浦氏からは、40代で取得した4カ月の育児休業の経験が紹介されました。この育休は、子育てに向き合う時間であると同時に、「これから自分はどう働きたいのか」を改めて見つめ直す貴重な時間だったといいます。大手企業やベンチャー企業での転職経験も踏まえ、ご自身が大切にしたい働き方やキャリアを考え抜いてきた経験が共有されました。

二人の経験は異なりますが、共通していたのは、「仕事か、家庭か」という二者択一ではなく、家族とコミュニケーションを取りながら、その時々で自分たちなりの選択をしていることでした。どちらか一方を諦めるのではなく、両方を大切にする道を探る姿勢は、私たちに勇気を与えてくれますね。

正解を決めるのではなく、「家族で同じ船に乗る」

働く親のためのサバイバルガイド

こうした研究者の方々のリアルな経験を受け、岸畑聖月さんは、ご自身の著書である『働く親のためのサバイバルガイド』の内容を交えながら、家族で同じ方向を向くためのコミュニケーションや、子育てを取り巻く近年の社会動向についてお話しされました。

家族だからといって、最初から同じ価値観を持っているわけではありません。仕事で大切にしたいこと、子育てで大切にしたいこと、住む場所、お金、自分自身の時間、そしてどんな人生を送りたいのか――。それぞれが大切にしていることを言葉にし、共有しながら、「家族としてどこへ向かっていくのか」を一緒に考えていくこと。岸畑さんは、家族を一つの船に例えながら、変化の多い時代だからこそ、未来を完璧に決めるのではなく、対話を続けていくことの大切さを伝えました。

はた親の航海の5原則

「5年後には海外にいるかもしれない」研究職ならではの問いも

会場からも、さまざまな質問が寄せられました。「夫婦間のコミュニケーションをうまく取るには?」「研究職は5年後に海外で働いている可能性もある。見通しが立たない中でどう将来を考えればいいのか?」といった、キャリアも家族も大切にしたいからこそ生まれる、リアルな葛藤が浮き彫りになりました。

ライフプランを立てても、その通りになるとは限りません。仕事や住む場所、家族の状況は変化していくものです。だからこそ、一度決めた「正解」を守り続けるのではなく、変化するたびに家族で話し、選び直していく柔軟なコミュニケーションが重要だと、登壇者と参加者が一緒になって考える貴重な機会となりました。

ロボットをつくる人も、一人の「生活者」

今回の登壇を通じて改めて見えてきたのは、どれほど専門性の高い仕事に携わっていても、私たちは皆、一人の生活者であるということです。研究者も、エンジニアも、経営者も、会社員も、仕事は人生の一部であり、妊娠・出産、育児、介護、健康、パートナーシップなど、さまざまな出来事とともに働いています。

「研究を続けたい」「仕事を続けたい」「家族も大切にしたい」「自分自身の人生も大切にしたい」。そのどれか一つを諦めるのではなく、その時々で自分たちなりの選択肢を考えられること。そのためには、制度だけでなく、一人ひとりの状況に寄り添い、ともに考えられる存在が必要だとWith Midwifeは考えています。

働く人のそばに専門家を。法人向け伴走型ウェルネス支援「THE CARE」

With Midwifeでは、法人向け伴走型ウェルネス支援「THE CARE」を通じて、働く人の健康やライフイベントをサポートしています。

ノートパソコン

THE CARE公式サイト

妊娠・出産、育児、介護、健康、メンタルヘルス、パートナーシップ…。仕事だけでは解決できないさまざまな出来事や、「これからどんな働き方をしたいのか」「家族とどう生きていきたいのか」といった漠然とした迷いも、THE CAREは専門家へ相談できる環境を企業の中につくるサービスです。不調になってから支えるのではなく、働く人が自分自身の人生について考え、選択していくプロセスそのものに伴走し、一人ひとりが「自分らしく働き続けられる」社会の実現を目指しています。

助産師・岸畑聖月さんからのメッセージ

女性

岸畑さんは、「助産師がロボット学会に登壇する」と聞いて意外に感じた人もいるかもしれないが、今回話したのはロボットではなく、ロボットを研究する「人」と「家族」についてだと語ります。研究者の方々のリアルな話を聞いて印象的だったのは、理系研究者であっても、それぞれの家庭にそれぞれの選択があるということでした。ライフプランを立てても、人生は必ずしもその通りには進みません。

だからこそ、最初から完璧な答えを出すこと以上に、自分が何を大切にしたいのか、パートナーは何を大切にしたいのかを知り、変化するたびに話し合える関係をつくっておくことが大切なのですね。助産師の専門性は、出産の場だけで生かされるものではありません。これからもWith Midwifeは、業界や職種を越えて、一人ひとりが自分らしく働き、生きるための選択肢を一緒に考えられる存在でありたいと願っています。

株式会社With Midwifeについて

WITH MIDWIFE

株式会社With Midwifeは、「生れることのできなかった、たったひとつの命でさえも取り残されない未来」の実現を目指し、助産師・看護師・保健師などの医療専門職の知見を活かして、産前産後・子育て支援、企業向け両立支援サービスなどを展開しています。従業員とその家族に寄り添う健康と子育ての伴走支援プログラム「THE CARE」や、産後ケアマンション「Jicca Nakano」の運営を通じて、働く人のライフイベントにまつわる課題に、医療専門職がオンライン・対面で伴走しています。

With Midwife公式HP


開催概要

  • 名称: 第44回日本ロボット学会学術講演会 オープンフォーラム

  • テーマ: 「だれもが自分らしい道を進めるように ~自分も周囲も,みんなで考えるワークライフ・インテグレーション~」

  • 開催日: 2026年9月1日(火)

  • 会場: 金沢大学

  • 主催: 一般社団法人日本ロボット学会 ダイバーシティ推進委員会

詳細はこちらからご覧いただけます。

関連リンク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次