キャリアオーナーシップって、なんだろう?
まず、「キャリアオーナーシップ」という言葉、聞き慣れない方もいるかもしれませんね。これは、経済産業省の報告書によると、「個人一人ひとりが『自らのキャリアはどうありたいか、如何に自己実現したいか』を意識し、納得のいくキャリアを築くための行動をとっていくこと」と説明されています。
つまり、会社任せにするのではなく、「自分のキャリアは自分で創っていくんだ!」という意識を持って、主体的に行動すること。そして、企業側も、従業員一人ひとりの多様な働き方や成長をサポートすることが求められているんです。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの「キャリアオーナーシップ リビングラボ」も見てみてくださいね。
あなたの「はたらく」を輝かせる実践ガイド
今回公開された「C/O推進の実践ガイド」は、キャリアオーナーシップを単なる個人の意識の問題で終わらせず、経営戦略や人材戦略、現場のマネジメントとどう結びつけていくかを具体的に示してくれる、まさに「設計図」であり「道具箱」のような存在です。
このガイドは、「見える」「増やす」「つなぐ」という3つの視点を基本フレームとし、さらに「経営視点」「組織視点」「個人視点」の3つのアプローチで、具体的な実践方法を解説しています。
1. 経営視点からのアプローチ
「キャリアオーナーシップ」が組織全体の成長にどう貢献するのかを可視化。特に、30代のキャリア形成が事業に与える影響を大局的に捉えることの重要性を教えてくれます。
2. 組織視点からのアプローチ(「不動層」への対策)
「なんだかやる気が出ない…」「今のままでいいのかな」と感じている「不動層」と呼ばれる従業員の方々。このガイドでは、彼らを「リーチ不足群」「伸ばせていない群」「自社での発揮を描けない群」の3つに分類し、それぞれのニーズに合わせた対策を提案しています。
組織として「知る」「気づく」「拡げる」という新しい成長サイクルを組み込むことで、個人の多様性を活かした組織作りを目指せるんです。
3. 個人視点からのアプローチ(年代別の施策一覧)
20代〜30代前半、30代後半〜40代、50代以上といった年代ごとに異なる「停滞理由」に対して、具体的な施策が紹介されています。
「知る」「理解を深める」「さらに理解を深める」「実践を支援する」という4つのステップを組み合わせることで、それぞれの年代で抱える悩みに寄り添い、次のステップへ進むための具体的なアクションが見えてくるでしょう。
企画プロデューサーからのメッセージ
このガイドの企画プロデューサーであるパーソルキャリア株式会社の伊藤剛さんは、「社員の意識が変わらない」という声の裏には、組織側の問い直しが必要だと語っています。キャリアオーナーシップは、個人への啓発だけでなく、組織の「経営インフラ」として実装されてこそ、個人の自律と組織の成果が同じ方向を向くのだそうです。
このガイドは、抽象的な理論ではなく、様々な企業が試行錯誤して見出した「実践知」が詰まっています。ぜひ「読んで終わり」ではなく、今日からできる「組織変革に向けた一歩」に変えてみませんか?
「キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム」とは
このガイドを公開したのは、「キャリアオーナーシップとはたらく未来コンソーシアム」という団体です。「個人の主体的なキャリア形成が、企業の持続的な成長につながる」という考えのもと、業界を超えて41の企業・団体が参画し、「はたらく個人と企業の新しい関係」を模索し、議論・実践・検証を行っています。
人生100年時代と言われる今、年功序列や終身雇用といった従来の働き方が変わりつつあります。そんな中で、私たち一人ひとりが自律的に成長し続けるために不可欠な「キャリアオーナーシップ」を社会に広めるため、様々な活動をしているんですよ。
コンソーシアムの活動について、もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。
まずはガイドを読んでみませんか?
「C/O推進の実践ガイド」は、下記URLからダウンロードできます。あなたのキャリアの悩み解決や、組織の未来を考えるための大きなヒントがきっと見つかるはずです。
このガイドが、皆さんが自分らしいキャリアを歩むための一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しいです!





