「ミッドライフクライシス」って何?
『しゅふJOB総研』が仕事と家庭の両立を希望する主婦・主夫層を対象に行った調査によると、この「ミッドライフクライシス」という言葉自体を「言葉も内容も知らない」人が62.3%とまだ多く、その認知度はまだ高くないことがわかります。

しかし、言葉は知らなくても、実際に「ミッドライフクライシスを感じたことがあるか」という質問に対しては、「明確にある」が15.8%、「あるかもしれない」が35.1%と、自覚の可能性がある人が半数以上(50.9%)にのぼるんです。

特に、40代と50代では、その自覚がある人がおよそ6割にも達しているそう。まさに、人生の折り返し地点で、誰もが経験しうる心の変化と言えるでしょう。

一番の悩みは、やっぱり「体力の限界」
調査では、いまの状況として当てはまるものを尋ねたところ、「体力の限界や疲労を感じ、健康に不安を覚えている」と答えた人が48.4%と最も多く、約半数を占める結果となりました。

特に40代・50代では、この「体力の限界や疲労を感じ、健康に不安を覚えている」と答えた人の比率が5割を超えているんです。毎日、仕事や家事、子育てに奮闘しているからこそ、体からのSOSに気づく瞬間が増えるのかもしれませんね。

「私だけじゃなかったんだ…」みんなの声に共感
実際にミッドライフクライシスを感じている方のフリーコメントからは、リアルな声が聞こえてきます。
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「40代になり、先の人生がそこまで長くないと感じるようになってきたことで色んな物事に対して『このままでいいのか?』と思うようになったことがミッドライフクライシスそのものだと感じています」(40代:パート/アルバイト)
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「今まさに悩んでいます。55歳になり、以前は我慢できたことも我慢できず口にしてしまったり、忍耐力がなくなったと感じています。また、体力が急に落ちた気がします。簡単に取り組める対処法があれば知りたいです。また、世間の理解もほしいです」(50代:パート/アルバイト)
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「疲労を感じたら無理せず、休むようにしています。体調不良が長引くと、何か病気なのかもしれない、と不安になることが多いです」(30代:パート/アルバイト)
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「家事をはやく終わらせて睡眠時間を増やしている。1人で居る時などに急に不安な気持ちやあせり、苛立ち等がありミッドライフクライシスだったのか。と納得した」(40代:今は働いていない)
こうした声を聞くと、「私だけじゃなかったんだ」と、少し安心できるのではないでしょうか。
モヤモヤとの上手な付き合い方
このモヤモヤは、あなた一人だけのものではありません。『しゅふJOB総研』研究顧問の川上敬太郎さんは、「ミッドライフクライシスかもと過度に意識しすぎず、年代によって心身の不調を感じやすくなる可能性があることも把握しておくことで、気持ちを穏やかに過ごしやすくする一助となれば」と語っています。つまり、これは自然な変化の一つだと受け止めることが、心の負担を軽くする第一歩なのかもしれません。
フリーコメントの中には、前向きな気持ちで向き合っている方もいらっしゃいます。
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「身体の事は整体に通ったり自分でメンテナンスするしかないと思う。また日々の中で忙しさに負けてくると思考も停止してくる感がある。疲れやすくなった」(40代:SOHO/在宅ワーク)
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「体力的に無理がきかないので、勤務時間が少ない仕事を探しています。最近は時短の風潮が高まっていますので、探しやすくなってきたかなと思います♪」(50代:派遣社員)
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「新しいスキルを手に入れて前向きに転換期を乗り越えようとしても、新しいことを学ぶことや就職活動の段階で年齢ではじかれてしまい、スタートラインにすら立てない絶望感がある」(40代:パート/アルバイト)
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「好きな音楽を聞いたりストレッチしたりお料理に没頭したりしてます」(50代:フリー/自営業)
身体のメンテナンスをしたり、仕事のスタイルを見直したり、新しいことに挑戦したり、あるいは好きなことに没頭したりと、自分に合った方法で心と体を労わることが大切ですね。
あなたらしい輝きを見つけるために
人生の転換期は、自分を見つめ直し、新しい一歩を踏み出すチャンスでもあります。このモヤモヤを一人で抱え込まず、自分に優しく、そして前向きな気持ちで乗り越えていきましょう。きっと、あなたらしい輝きを見つけられるはずです。
もし、この調査についてさらに詳しく知りたい方は、以下のリンクもご覧ください。
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過去の調査結果はこちら:https://www.bstylegroup.co.jp/news/shufu-job/
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しゅふJOB総研は、東京大学SSJDAに過去の調査データを寄託しています:http://bit.ly/2n8jHIJ





