お口の健康と心の健康、意外なつながり
国立大学法人岡山大学の研究チームが、私たちの「お口の健康」と「心の健康」に深い関係があることを明らかにしました。

この研究では、口腔の健康状態や「口腔関連QOL(Quality of Life=生活の質)」が悪いと自己申告した人ほど、1年後に「うつ病がある」と自己申告しやすいことが確認されたんです。つまり、「口の調子が悪いな」と感じていると、心の状態も不安定になりやすい、ということなんですね。
研究の詳細は、スイスの学術雑誌「Journal of Clinical Medicine」に掲載されています。より詳しく知りたい方は、以下の論文情報をご覧ください。
なぜお口の不調が心の不調に?
口の健康が悪くなると、食事を楽しめなくなったり、人との会話が億劫になったりすることがありますよね。そうした日常生活の中での小さなストレスが積み重なって、心の健康にも影響を与えてしまうのかもしれません。

岡山大学の竹内倫子講師は、この研究結果を受けて、次のようにコメントされています。

「日々の『なんとなく気になる口の悩み』が、心の調子にも関係しているかもしれません。心の健康を保つためにも、ぜひ口の状態にも少しでも気を向けてみていただけるとうれしいです。」
日々のちょっとしたお口の悩みが、実は心にもつながっているなんて、驚きですよね。この研究は、口腔とメンタルヘルスの連携支援の重要性を示しており、地域での保健施策にも応用されることが期待されています。
心の健康のために、今日からできること
この研究結果から、口の健康を良好に保つことが、うつ病の発症予防につながる可能性が見えてきました。私たちの心の健康を守るために、今日からできることはなんでしょう?それは、毎日の丁寧な口腔ケアです!
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毎日の歯磨きを丁寧に: 歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスも活用して、お口の中を清潔に保ちましょう。
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定期的な歯科検診: 虫歯や歯周病の早期発見・治療はもちろん、専門家によるクリーニングで、自分では届かないところまできれいにしてもらいましょう。
「なんとなく不調」を感じたら、まずはお口の状態をチェックしてみませんか?歯医者さんで相談してみるのも良いですね。お口の健康を大切にすることが、あなたの心と体の健康、そして豊かな生活につながるはずです。





