日本から届いた希望の光「緩消法」
そんな中、日本からとっても嬉しいニュースが飛び込んできました!鹿児島大学大学院医歯学総合研究科と一般社団法人日本健康機構の研究グループが、国際学術誌「Explore:The Journal of Science and Healing」で、コロナ後遺症と慢性疲労症候群の全症状が消失したという事例を報告したんです。
この治療に用いられたのは、日本発の「緩消法(Kanshoho)」という、とっても優しい筋弛緩手技です。約5N(指1本程度の重さ)という、ごくわずかな力で特定の筋肉にアプローチする、体に負担の少ない方法なんですよ。
驚きの改善事例
今回報告されたのは、41歳の医療専門職の女性のケースです。この女性は、コロナ後遺症と慢性疲労症候群の診断基準を満たしていました。後頸部を中心に、1回15分の緩消法を約2.5ヶ月間で計10回受けたところ、なんと…!

長年苦しんでいた「強い全身倦怠感」や「ブレインフォグ(認知機能低下)」、「後頸部・肩部痛」、「両上肢のしびれ」、「不眠」、そして特に厄介だった「労作後増悪(PEM)」といった主要な症状が、すべて消失したというんです。まるで夢のようなお話ですよね。
さらに、治療後6ヶ月の追跡調査でも症状の再発はなく、この女性は社会復帰(転職・転居)まで達成されたそうですよ。薬物療法を段階的に減らしたり中止した後も症状が悪化しなかったというのは、本当に素晴らしいことですよね。
なぜこの研究が注目されるの?
この研究が特に注目されるのは、いくつか理由があります。
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身体に負担をかけない介入: 労作後増悪(PEM)を抱える患者さんにとって、身体に負荷をかけずに介入できる低荷重(約5N)の手技が、これほどまでに臨床的な意義を持つことを初めて示した点です。
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局所への介入が全身症状を改善: 後頸部へのアプローチが、疲労やブレインフォグ、しびれ、不眠といった全身の症状を改善したという知見は、自律神経系や頸部リンパの流れなど、体の仕組みの解明につながる可能性を秘めているんです。
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国際的な発表: この論文は国際学術誌に掲載され、CC BY 4.0ライセンスで公開されているため、世界中の誰もが自由に閲覧・引用できるんですよ。これは、この技術が広く知られ、今後の研究の発展につながる大きな一歩と言えるでしょう。
今後の展望
もちろん、今回の報告は一人の患者さんの事例です。そのため、自然に良くなった可能性や、プラセボ効果(思い込みによる効果)なども完全に否定はできません。研究グループも、今後はもっと多くの患者さんを対象にした臨床試験が必要だと述べています。
でも、このニュースは、今まさにコロナ後遺症や慢性疲労症候群で苦しんでいるたくさんの人たちにとって、きっと大きな希望の光になるはずです。「もしかしたら、私も良くなるかも…!」そう思わせてくれる、温かいニュースですよね。
長引く不調に一人で悩まず、この情報を知ることが、あなたの心に少しでも明るい光を灯してくれることを願っています。
【論文情報】
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論文タイトル : Resolution of Long COVID and myalgic encephalomyelitis/chronic fatigue syndrome symptoms following kanshoho, a low-pressure muscle relaxation technique: A case report
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著者 : Haruka Amitani, Takashi Sakato, Akihiro Asakawa
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掲載誌 : Explore:The Journal of Science and Healing, Vol. 22 (2026) 103374
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オンライン公開: 2026年3月2日
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論文URL : https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1550830726000613





