「老いる日本、産官学連携の力でどう挑むのか」未来へのヒントが満載のシンポジウム
イベントの中でも特に注目を集めたのが、3月4日に開催された特別シンポジウム「老いる日本、産官学連携の力でどう挑むのか」でした。約150名の方が参加し、自治体、企業、研究者という、いろんな立場の登壇者さんが一堂に会して、日本の社会課題について熱い議論を交わしたんです。
地域を元気にする知恵
基調講演では、まず前平戸市長の黒田成彦さんが登壇。人口減少や高齢化が進む地域の現状について、具体的なお話をしてくれました。平戸市では、住民の皆さんが主役となってまちづくりを進めるための支援制度があったり、大学と連携して地域資源を活かした取り組み(例えば、日本初の分散型ホテル「アルベルゴ・ディフーゾ」なんていう素敵なアイデアも!)があったりするそう。地域で暮らす私たちが、もっと楽しく、もっと豊かになるためのヒントがたくさん詰まっていました。

「相続」の悩みを解決する新しいアプローチ
次に、相続プラットフォーム事業を展開する株式会社ルリアンの小西弘樹社長が、多死社会における相続問題と情報格差について講演。相続って、なんだか複雑で難しそう…って思っちゃいますよね。でも、企業と大学が協力して「相続工学」という新しい研究に取り組んでいて、データ分析を活用することで、もっとスムーズに、もっと公平に相続を進めることができるようになるかもしれないんですって! 「知恵」って、こんなところにも活かされるんですね。

日本社会の多様化と教育の未来
さらに、日本経済新聞の浅沼直樹さんからは、中国人の教育移住が増えているという興味深いお話が。大学の事情も背景にあるそうですが、教育や生活環境を求めて日本に来る若い方が増えているんですって。中国系のSNSを通じて情報が共有されているなど、日本社会が多様化している現状を具体例を交えて教えてくれました。
みんなで考える、これからの日本
パネルディスカッションでは、スポーツ界の人材育成の課題や、論理的思考で社会課題を分析することの大切さ、そして文理融合型教育や地域課題解決型教育の取り組みなど、本当に多岐にわたる視点から「老いる日本」への向き合い方が議論されました。

そして、若手研究者・実務家によるクロストークも! 麗澤大学工学部の大場史温さんも登壇し、柏市出身として地域課題を身近に感じていること、そしてアプリ開発などの技術で社会に貢献したいという熱い思いを語ってくれました。若い世代が未来を真剣に考えている姿は、私たちに大きな希望を与えてくれますね!

不可能を可能にした人生から学ぶ! 勇気をくれる特別講演
3月5日には、前熊本県知事の蒲島郁夫さんによる特別講演「夢限りなく ― OR研究への期待~不可能を可能に」が行われ、会場は立ち見が出るほどの盛況ぶりでした。
蒲島さんは、新聞配達をしながら高校に通ったり、農協勤務を経てアメリカに渡ったりと、まさに「不可能を可能にしてきた人生」を歩んでこられた方。ネブラスカ大学で学問の面白さに目覚め、ハーバード大学で政治学の博士号を取得されたお話は、どんな困難があっても夢を諦めないことの大切さを教えてくれます。

熊本県知事として4期16年にわたり、財政再建や九州新幹線の全線開業、熊本地震からの復旧・復興といった大きな課題に取り組まれた経験や、「くまモン」を世界的な人気者にした地域活性化の事例も紹介され、私たちも「きっと、やればできるんだ!」と勇気をもらえましたね。

最先端の研究が未来を拓く!
3月6日には、物質・材料研究機構の谷口尚さんによる特別講演も。高温高圧環境を再現してダイヤモンドなどの材料を合成する研究について、学生さんにも分かりやすく紹介してくれました。ダイヤモンドが宝石としてだけでなく、医療やエネルギー分野にも応用される可能性があるなんて、未来がとっても楽しみになりますね!

さらに、東京大学の寒野善博さんからは、最適化モデリングの研究について。構造設計など、私たちの身近なところで最適化の手法がどう活かされているのか、その研究の歩みとともに紹介され、社会の意思決定や設計に役立つ「知恵」が、こんなにも広く応用されていることを知りました。

身近な課題に挑む、麗澤大学生の力
今回の大会では、163件もの研究発表があったのですが、麗澤大学工学部情報システム工学専攻2年の大場史温さんも、「第4種踏切安全化による生活アクセシビリティ改善」というテーマで発表しました。
遮断機のない「第4種踏切」って、私たちの生活にも関わる身近な課題ですよね。大場さんは、その踏切がなくなると地域の移動がどう変わるのかを分析したり、スマートフォンで危険を知らせる通知や、デジタルツイン技術を使った新しい安全対策の可能性を提案したりと、とっても意欲的な研究を発表してくれました。若い世代が、こんな風に社会課題に真剣に向き合ってくれるのは、本当に心強いですよね!


まとめ
今回の学会は、人口減少や地域課題、最先端の材料研究、そして最適化理論など、本当に多様なテーマについて深く考える、貴重な機会となりました。オペレーションズ・リサーチという学問が、私たちの社会が抱える問題の解決に、こんなにも大きな役割を果たしているんだと改めて感じましたね。
麗澤大学では、これからも産官学が手を取り合って、研究や教育を通じて社会に貢献する取り組みをどんどん進めていくそうです。私たち一人ひとりが抱える悩み事も、きっと、こうした「知恵」と「連携」の力で、少しずつ解決に向かっていくはず! 未来は、きっと明るいですよ!





