早期離職は他人事じゃない!新入社員を取り巻く現状
実は、新しい会社に入った大学卒の約3人に1人が、3年以内に会社を辞めてしまうというデータがあります(厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)」(2025年))。

多くの企業が新入社員の皆さんに長く活躍してほしいと願っているけれど、「何が本当に効果があるんだろう?」と悩んでいるのが現状です。この早期離職の背景には、環境への適応の仕方やストレスの感じ方、人との関わり方といった、一人ひとりの性格特性が大きく関わっていると考えられています。
そして、これらの性格特性には、なんと遺伝的な傾向も関係していることが、最近の研究でわかってきているんですよ!
「本来の自分」って?遺伝子検査が教えてくれること
「今の自分」と「本来の自分」の間にギャップを感じたことはありませんか?従来の性格検査やストレスチェックは「今の状態」を測るものですが、遺伝子検査は「本来持っている傾向」を教えてくれるんです。
自分の本来の傾向を知ることで、「あ、私ってこういうタイプだったんだ!」と新しい発見があったり、今の状態とのズレに気づけたりするかもしれません。これが、自分に合った働き方を見つける大きなヒントになるんです。
遺伝子と性格特性の関係って?
近年の研究では、性格特性の約30〜60%が遺伝的な要因で説明できることが明らかになっています。例えば、以下のような項目が挙げられます。
| 検査項目 | 特徴 | 関連遺伝子 | 遺伝率 |
|---|---|---|---|
| 外向性 | ポジティブで明るく、社交的な性格で、エネルギッシュであり、刺激を求める傾向 | PSAT1, CDH13 等 | 53% (※2) |
| 開放性 | 好奇心が強く、想像力が豊かで、芸術的感覚を持ち、新しいことに挑戦する傾向 | TSPAN13, PCDH7 等 | 61% (※2) |
| 誠実性 | 真面目で勤勉であり、立てた目標を達成するために自分を律して努力する傾向 | LAMB1, SMOC1 等 | 44% (※2) |
| 協調性 | 思いやりがあり、親切で、他人を助ける協力的な傾向 | RPH3AL, LELP1 等 | 41% (※2) |
| 神経症傾向 | 悲しみ、怒り、不安などのネガティブな情動を感じやすい一方で、繊細に多くの事を感じ取ることができる傾向 | PTPRF, PSAT1 等 | 41% (※2) |
| 心配性 | 現実には起きていない先のことまで考えて、不安になってしまう傾向 | PROX2, LOC105370567 等 | 48% (※3) |
| 共感力 | 他者の感じていることや考えていることを察したり、他者と喜怒哀楽の感情を共有する傾向 | RASSF10, KYNU 等 | 28% (※4) |
※2 Jang et al. (1996) Journal of Personality, 64(3).
※3 Stein et al. (2002) J. Nervous and Mental Disease, 190(4). 否定的評価への恐怖を心配性と定義。
※4 Mol Psychiatry 2018 Jun;23(6):1402-1409.
新入社員100名で実証プロジェクトがスタート!
株式会社KEAN Healthは、この遺伝子検査を新入社員のオンボーディングに活用する実証プロジェクトを開始しました。なんと、参加企業の新入社員には遺伝子検査「chatGENE」が無償で提供されるんです!
このプロジェクトでは、遺伝子検査の結果をもとに、新入社員一人ひとりの「本来の特性」を可視化し、本人と周りの人たちの関わり方が具体的に変化することが期待されています。
こんな変化が期待できるかも!具体的なケースを見てみよう
-
無理して明るく振る舞っていた新入社員さん
「外向的だと思っていたけれど、遺伝的には刺激に敏感で疲れやすい傾向がある」という結果を知って、「無理に人に合わせすぎていたんだ」と気づくかもしれません。それから、飲み会や雑談を無理に頑張らず、一人でリフレッシュする時間を意識的に確保するなど、自分に合った行動に変わっていくことが期待されます。 -
慎重すぎて発言できなかった新入社員さん
「慎重に物事を考える特性が強い」という結果から、上司が意見を求めるタイミングを意識したり、会議前に発言内容を整理する時間を確保したりすることで、発言する機会が増えるなどの変化が見られるでしょう。 -
周囲とのズレを感じていたチーム
「共感性が高い」「ストレス耐性が低い」といったメンバーの傾向をチーム全体で共有することで、「この人は無理しているかもしれない」という視点が生まれるかもしれません。声かけや業務の任せ方が変わり、チーム内のコミュニケーションがより良い方向へ変化するきっかけになるでしょう。
「自分を変える」のではなく、「自分に合った働き方を知る」という遺伝子を起点とした新しいオンボーディングの形が、皆さんの働く現場に良い変化をもたらす可能性を秘めているんです。

プロジェクト概要と参加方法
この実証プロジェクトは、新入社員を10〜100名擁する企業が対象で、報道関係者による取材が可能な企業を募集しています。先着100名(複数企業合計)で、費用は無料です。
実施期間:2026年4月〜2か月程度を想定(参加企業と個別調整)
実施の流れ:
-
参加企業募集・選定
-
参加者事前アンケート・検査キット配布・唾液採取
-
検査結果返却・自己理解ワークショップ実施
-
参加者事後アンケート・効果検証レポート公開
スケジュールイメージ(4月〜実施の場合):
-
4月上旬:キックオフミーティング
-
4月下旬:参加者事前アンケート・検査キット配布・唾液採取
-
5月下旬:検査結果返却・自己理解ワークショップ実施・参加者事後アンケート
-
6月中旬:効果検証レポート提出
「うちの会社でも試してみたい!」と感じた方は、ぜひ下記の応募フォームから申し込んでみてくださいね。フォーム送信後、担当者から面談の案内があるそうです。
応募フォームURL:https://forms.gle/pxgTCU1H9FwXaqmx9
株式会社KEAN Healthについて

人間の全遺伝子(ゲノム)を解読する「ヒトゲノム計画」が完了してから20年以上が経ち、バイオテクノロジーは社会課題の解決や持続可能な経済成長に貢献する「バイオトランスフォーメーション」という概念が注目されています。株式会社KEAN Healthは、ゲノムや遺伝子を、私たちの生活にもっと身近なものにしていくことをビジョンに事業を展開しています。
会社概要:
-
社名:株式会社KEAN Health(キーンヘルス)
-
本社所在地:東京都港区芝浦3丁目14番18号 キャナルスクエア芝浦4階
-
代表取締役:山路 恵多
-
ホームページ:https://keanhealth.co.jp/
この新しい取り組みが、皆さんが自分らしく、もっと輝ける働き方を見つけるきっかけになりますように!





